効果的な住宅ローンの借り換えをするために!!

住宅ローンの借り換えには、金利だけではなく、諸費用も含めて効果があるのかを検証することが大切です。

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image-14借り換えの効果が期待できる条件として、一般的に

①借入残高が1,000万円以上であること
②残りの返済期間が10年以上であること
③借換え前と借換え後の住宅ローン金利差が1%以上であること
と言われています。

実際には、上記の3つの条件を満たしていなくても借り換えの効果が期待できる場合もあります。住宅ローン借換え時の諸費用を含めて、本当に効果的なのかシミュレーションをする必要があります。

借り換えの事例

借入金額(当初) 3,000万円
 返済期間 35年
適用金利 3.2%
返済月額 118,829円
返済総額 49,908,180円
5年後に借り換えを行う場合

矢印

借入金額(5年後) 2,748万円
 返済期間 30年
適用金利 2.7%
保証料 別途
返済月額 111,458円
1)利息削減効果の検証
① 現在の住宅ローンの残り30年間の返済額 118,829円×12ヶ月×30年 = 約4,278万円‥‥(A)
② 借り換え後の住宅ローンの返済額 111,458円×12ヶ月×30年 = 約4,012円‥‥(B)
③ 利息削減効果は?  (A)-(B)= 266万円
2)借り換えに伴う諸費用
新規融資保証料 53万円
事務手数料 3万円
印紙税 2万円
抵当権抹消費用 2万円
登録免許勢 11万円
司法書士費用 5万円
合計 76万円
3)借り換えの効果

266万円 ー 76万円 = 190万円

これだけの効果があります!

お役立ち Q&A

. 数年前に病気をしました。新しい生命保険に加入するのが難しい状況ですが、借り換えは可能ですか?

. 銀行のローンの場合、団体信用生命保険に加入することが借入の条件となります。団体信用生命保険への加入ができないなら、借り換えすることはできません。

. 借入当初、頭金が少なく現在の家の価値よりも多く住宅ローンの残高が残っていますが、借り換えは出来ますか?

. 担保が不足していても貸してくれる銀行もありますが、返済能力など担保以外の要素を厳しく審査されます。

. 住宅ローン控除を受けています。借り換えをすればどうなりますか?

. 借り換えをした住宅ローンが、当初の住宅ローン等の返済のためのものであることがあきらかであり、かつ、借換えをした住宅ローンの返済期間が10年以上など、住宅ローン控除の対象となる要件にあてはまれば、住宅ローン控除の対象となります。よって、借換えをした住宅ローンの返済期間が10未満の場合、それまで受けていた住宅ローン控除が以後受けられなくなります。

住宅ローンの借り換えの前に、しっかりと借り換えの効果を検証しライフプラン全般をしっかりと見直しましょう!